矯正治療のご説明

歯並びや噛み合わせの乱れが気になっていませんか? 乱れた歯並びは矯正治療で改善できます。ぜひ、大井町の歯科医院「医療法人社団HS会 まるは歯科・矯正歯科」へご相談ください。

矯正治療とは?

矯正治療とは、専用の装置を歯や顎に取り付けて歯並びや噛み合わせを整えていく治療法です。
歯並び・噛み合わせが乱れていると、見た目が悪いだけでなく、
歯みがきしにくい、咀嚼(そしゃく)しにくい、発音しにくいなど多くの弊害が生じてきます。

一般的な治療期間は2年~4年で、通院回数は10~30回となります。
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。

矯正治療の流れ

カウンセリング
現在の歯並び・噛み合わせの状態を拝見して、治療の流れや治療完了までにかかる期間などをご説明します。
精密検査
カウンセリング後、矯正治療を希望される方は、現在の状態を正確に把握するために、レントゲンや口腔内模型作りなどによって、歯の状態やお顔とのバランスなどを検査します。
※所要時間:約1時間
矯正治療計画の説明
精密検査の結果に基づいて不正咬合を診断し、治療計画をたて、患者様にお伝えします。説明の際、分からないことがあれば遠慮なくご質問ください。
ご納得いただいたうえで、治療を開始いたします。
口腔内清掃
矯正装置を装着している間は歯みがきがしにくく、むし歯になるリスクも増えてしまいます。口腔内をあらかじめ清掃して、プラークを除去し、矯正治療時のむし歯リスクを減らします。
矯正装置装着
矯正装置を装着します。個々の歯を動かす場合は月に1回、機能的顎矯正装置の場合は、成長に合わせて2~3ヶ月に1回、ご来院いただきます。
※所要時間:30分~1時間

矯正治療費用についてはこちら ≫

保定装置装着
歯の移動が終了し、矯正装置がとれた後でも、そのままにしておくと少しずつもとの位置に戻ってしまいます。正しい噛み合わせをより長く保つため、装置をはずした後しばらくは保定装置を装着し後戻りを防ぎます。ご来院いただくのは年に4~5回程度で約2年間です。
保定装置装着
終了後も良い状態を長く維持するため、定期的なメインテナンスをおすすめします。

当院で扱う矯正装置

唇側矯正装置(マルチブラケット装置)

唇側矯正装置(マルチブラケット装置)

歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通します。ワイヤーの力で少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)

透明なマウスピースを使った歯列矯正用装置です。マウスピースを新しい物に取り替え、少しずつ歯列を動かしていきます。マウスピースは取り外し自由なので、食事や歯みがきの際も邪魔になりません。
(完成物薬事機法対象外の矯正歯科装置であり、医療品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。)
※症例によっては適用できないこともあります。
※当院では、インビザラインの為のiTeroを導入しました。
詳しくはこちら ≫

未承認医療機器の使用について

当院では、未承認の医療機器である「マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)」を使用しています。
このため、医療広告ガイドラインに従い、未承認医薬品等であること、国内の承認医薬品等の有無、入手経路等、諸外国における安全性等に係る情報を掲載いたします。

【未承認医薬品であること】

インビザラインは海外で製造されているため、日本の薬機法においては医療機器として承認されていません。国内で作製されたカスタムメイド品でも、薬機法の対象外となる場合があり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
しかし、歯科医師が適切に治療を行うことで安全性や有効性が確立されています。

【国内の承認医薬品等の有無】

日本国内でも、マウスピース型カスタムメイド矯正装置を作製しているメーカーが存在します。当院では、使用する矯正装置として、インビザライン以外に日本で承認を受けた装置を使用しています。

【入手経路等】

当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、入手先は同社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」です。

【諸外国における安全性等に係る情報】

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。現在まで、世界100ヶ国以上の国々、900万人を超える患者様が矯正治療を受けていますが、重大な副作用の報告はありません。

舌側矯正装置

歯の裏側に付けて矯正する装置です。装置が表面から見えないため、見た目を気にすることなく治療していただけます。
※舌の裏側に装置があるため、発音がしにくかったり、口腔内が狭く感じられたりすることで、不快に感じられる場合もあります。

機能的顎矯正装置

装着された方の噛む力や舌の力(口腔周囲筋の機能)を使って歯や顎に働きかける矯正治療です。取り外し可能な矯正装置を使うので、食事や歯みがきの際は外していただくことが可能です。主にお子様の矯正治療時に使用します。

【FKO】
【FKO】
アクチベータ、アクチベートとも呼ばれる装置。設定した位置で強制的に咬合するようになっています。
【フレンケル装置】
【フレンケル装置】
小児歯科で使用する矯正装置。頬筋やオトガイ筋などの異常な筋圧を排除することによって顎を拡張させ、歯並びを整えます。

拡大装置
【緩徐拡大装置】
【緩徐拡大装置】
歯列の幅を広げる際に使用する可撤式拡大装置。弱い力で徐々に歯列を広げていきます。プレートタイプ・床矯正と呼ばれる装置を装着し、矯正します。
【急速拡大装置】
【急速拡大装置】
固定式拡大装置。正中口蓋縫合そのものを人為的に離開させることにより、上顎歯槽基底部を広げ、側方拡大を行います。
保定装置
【可撤式装置】
【緩徐拡大装置】 【緩徐拡大装置】
矯正後の後戻りを防ぐために使用する装置です。取り外し式のため、歯みがきの際に外してきれいにお掃除できることや食事の際に外せることがメリットです。あまり長時間外してしまうと、後戻りをしてしまうというデメリットもあります。
【固定式装置】
【緩徐拡大装置】
こちらも矯正後の後戻りを防ぐ固定式の装置です。歯の裏側にワイヤーを接着するため目立ちにくいことがメリットです。可撤式と違い取り外しができないため、歯みがきがしにくいことがデメリットです。

※一部の装置の画像は株式会社アソインターナショナルより引用しています。

矯正治療費用についてはこちら ≫

口腔内3Dスキャナー「iTeroエレメント」を導入いたしました。

このたび、当院では光学3Dスキャニングシステムの「iTero Element(アイテロ エレメント 以下iTero)」を導入しました。
iTeroは、これまで印象材と石膏で作っていた「歯型」をデジタルの3次元データにすることができる精密医療機器です。

iTeroの特徴は、スピード/精度/安全性です。

【スピード】

従来の装置と比べ、型どりが楽になり、装置完成までの時間が大幅に短くなりました。
iTeroにより約1分で、治療前後の歯並びをシミュレーション画像としてその場で確認できるようになります。
これまでは装置完成までに4~6週間かかっておりましたが、こちらも3~4週間と大幅に短縮いたしました。

【精度】

従来の型取り材に比べ、正確に歯型を取る事ができます。
また画像の解像度が高くデータの変形もないので、より適合の良いマウスピースを作成できます。

【安全性】

放射線を一切使わないので、お子様や妊婦さんも安心してご使用いただけます。
型取り材をお口の中に入れることがないので、従来あった苦しかったり気持ち悪かったりという不快感は一切なく、誤嚥の心配もありません。

治療の開始前にシミュレーションができるようになったことで、患者様にも安心して矯正治療を始めていただけるようになりました。 まずはお気軽にご相談ください。

口腔内3Dスキャナー「iTeroエレメント」を導入いたしました。口腔内3Dスキャナー「iTeroエレメント」を導入いたしました。